日本版を出してくれーい
バリュー株、グロース株それぞれについて、銘柄選択の方法を具体的に整理した内容。投資関係のウェブサイトを活用しながら、具体的な数値で銘柄選択をする方法を述べた内容。 どちらかといえば、上がる銘柄を探すというよりも危険な銘柄を避けるという方に力点がおかれている。惜しいのが、本書が米国の書籍を翻訳したものであり、とりあげられている銘柄もウェブサイトも米国のものであり、その内容の本質は日本株にも基本的には同様にあてはまるとしても、直接に本書を活用することができにくい点。 できれば、日本語訳でなく、本書の内容を日本株にあてはめた内容の本を読みたい感じがします。 投資対象銘柄の財務諸表や業績の経年変化の資料を用意して本書を読む(本書の内容をあてはめる)とより有意義に読めると思われます。
株式投資家への朗報 お奨め!
大変素晴らしい本です。株式投資をメインにやっている方には、これほど充実した本はあまりないでしょう。各種のマーカーを用いてファンダメンタルズ分析をし銘柄をスクリーニングする実用的なテクニックが解りやすく説明されています。またその情報はアメリカ株ならばMSNマネーやクイッケンから簡単に入手することができるのです。日本株でもMSNマネーを使って、それに近いことができます。バリュー、グロース、それぞれの分析方法が丁寧に解説されています。本書は正統派です。株式投資で本格的に運用したい人には絶対に読んで損はありません。技術を身に付け使いこなしていくことで、やがて大きな利益を手にすることができると思います。
グレアムとドッドよりも実践的!
本書の著者は、投資関係のニュースレターの発行者などをしている方です。本書の内容は著者のノウハウに加えて、多くのマネーマネジャーやファンドマネジャーにインタビューしてその内容をまとめたものです。本書は大きく3部に分かれており、導入編、分析ツール、分析プロセスから構成されます。 中核となるのは第2部の分析プロセスであり、「アナリストの格付けと予想の分析」といった、他ではあまり見かけない分析から始まっています。それに引き続いて、「目標株価の設定」「ビジネスプランの分析」「財務健全度の分析」といった内容が解説されています。 おそらく本書の手法は日本市場でもほぼ同様に当てはめて使うことができるでしょう。何よりも個人投資家がインターネット経由で入手できる情報であることが嬉しいです。グレアムとドッドの「証券分析」は名著ではありますが、百科事典を超える驚愕の分厚さであり、おそらく途中で読むのを挫折する方も多いでしょう。本書は「証券分析」よりもはるかに薄くて読みやすく、かつ実践的な良書です。
パンローリング
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