恋をするたびに
一目惚れ、片思い、何も接点がなく、始まらない恋をしているときに、
「始まらない恋」の章を読みました。
初めての彼、別れ、失恋、初めての辛さ、
そのとき「終わらない恋」を読みました。
そのときそのときで、本当に心に響く。。
自分の気持ちがそのまま書かれている感じです。
片思いをして、この本を読んで、一つ共感できる章がある筈です。
そしてその恋が終わり、新しい恋をするとき、
別の章に共感できるかもしれません。
そんな、5つの片思いが載ったエッセイです。。
とてもオススメです♪
恋愛信仰・・・今の時代じゃキツいか
92年、しかもエッセイ風の作品という事で今読むとちょっと笑い話に見えてくる出来。 内容は徹底した恋愛信仰。恋は偉大な物、自分が納得できる物以外は恋愛じゃない、という過大な期待に包まれている。 恋愛の指導者の立場で上から書いてる割には筆者自身が自分の志向にそぐわない恋愛感を徹底拒絶している部分が目立つのが痛い。 視野も狭いし読み物としてはキツいと思う。
失恋したときにどうぞ
ちょうどこの間失恋したばかりで、本当に辛くて辛くてどうしようもない時に読みました。他にいい人いるよ、とか周りの人に言われても、どうしても彼じゃなきゃ駄目で、でもどうしようもならなくて・・・。こんな思いを唯川さんはすごくよく理解してくれます。辛いのは自分だけじゃない、世の中には自分と同じように恋で悩んでる人がたくさんいる、そういうことを教えてくれました。失恋してどうにもならないときにどうぞ。きっと今よりは楽になるはず。
男のいない女たち
自分は男ですがこの本のレビューや評判を聞いて読んでみました。 まぁ男も女もフラレた側、淋しい側の心境や状況って大して変わらないとおもいます。 内容は著者の知る片思いしてる女性達がとりあげられてますが その彼女達の紹介、それにその生き様にも読者は共感できるでしょう。 しかし著者の彼女達に対するコメントが少し安易というか、 「彼女には、孤独でもこうあってほしい」的なことを友人的立場として述べ、 それはつまりそんな状況の読者にもそうあって欲しいと言っているのですが、 「言う方は簡単だが、言われる方は大変だよそれ」的な感想が多々ありました。 ので、読んで、「ああこうゆう人(想い)もいる(ある)んだ」と共感したり、 そこに何か見出したりするのには良いカモしれません。
ステキな恋をしたい全ての女性に!
普通は付き合う前や付き合いはじめに読むかもしれない恋愛本。 下手な恋愛マニュアルよりもこの1冊が活力になりました。 あたしは別れた直後にやみくもに恋愛本をあさりました。 なんでこうなってしまったんだろう... 別れた後はそういう想いってつきものですよね。 この本は単純にシングル=片思い ではなく、二人でいても淋しい という気持ちをもいっていて痛くなりました。 唯川さんの本はこれが初めてなのですが、 これは恋をしている人、これからしたい人、恋に臆病になった人... 明日はよりステキな日々を送りたいと願う 恋で悩む全ての女性が読んで、 もっともっとステキになって欲しいです!
集英社
「さよなら」が知ってるたくさんのこと (新潮文庫) いつかあなたを忘れる日まで (新潮文庫) 海色の午後 (集英社文庫) 別れの言葉を私から (光文社文庫) シフォンの風 (集英社文庫)
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